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2025.04.29
当記事はデジタルクリニックグループ医師による監修のもと、正確な情報提供に努めています。
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現代社会において、女性のライフスタイルは多様化しています。仕事、学業、家庭などの多忙な日常の中で、月経に伴う不快感や不便さは女性にとって大きなストレス要因となります。ここで注目されるのが、低用量ピルの利用です。このピルは、単なる避妊手段を超え、女性の生活の質(QOL)を向上させる多くの利点を提供しています。
目次
低用量ピルは1999年6月に国内の承認を受け、幅広く使用されるようになりました。(参考1)低用量ピルとは、エストロゲンとプロゲステロンの合剤です。そもそも生理は、女性の体内でホルモンが調整する一連のプロセスによって引き起こされます。ホルモンとしては、黄体形成ホルモン、卵胞刺激ホルモン、エストロゲン、プロゲステロンが重要な役割を果たします。・卵胞刺激ホルモン:卵胞を成熟させる。・エストロゲン:卵胞から分泌され、子宮内膜を厚くする。・黄体形成ホルモン:急激に分泌されて排卵を引き起こす。・プロゲステロン:排卵後、子宮内膜を維持し、受精卵が着床しやすい環境を作る。脳から黄体形成ホルモンと卵胞刺激ホルモンが分泌されると、エストロゲンとプロゲステロンの分泌が始まり、妊娠しないと生理を引き起こします。低用量ピルの服用によって、エストロゲンとプロゲステロンが体内に供給されると、黄体形成ホルモン・卵胞刺激ホルモンが分泌されなくなり、卵胞の発育や排卵を抑制する働きがあります。(参考2)
ピルにはエストロゲンの量により4つに分類されます。・高用量:50㎍以上・中用量:50㎍・低用量:50㎍未満・超低用量:20㎍以下 (参考1)
ピルの初期には高用量ピルのみでしたが、エストロゲンの含有量が多いと血栓症のリスクなどが高くなるため、現在は使用されていません。エストロゲンの含有量が少ないほど血栓症のリスクは低くなります。
低用量ピルは有効成分のホルモン配合パターンの違いにより、一相性と三相性に分けられます。・一相性:ホルモン含有量が一定で、プラセボ(偽薬:有効成分が入っていない錠剤)以外は、すべての錠剤のホルモン量が同じです。錠剤の内服間違いが少ないというメリットがあります。・三相性:生理的なホルモン分泌に合わせてホルモン量を三相に調整している薬剤になります。期間によって各ホルモン量が変わるので、決められた順番で服用する必要があります。総ホルモン量が少なくてすむというメリットがあります。(参考3)
低用量ピルの効果については大きく分けて下記3つのようなものが期待できます。
低用量ピルの効果や副作用については、以下の記事で詳しく解説していますので参考になさってください。
低用量ピルの効果については詳しく知りたい場合はこちら→「低用量ピルの効果について
」低用量ピルの副作用について詳しく知りたい場合はこちら→「低用量ピルの 副作用について」
個人差があるものの、ピルを服用後の生理は基本的にサラサラした鮮血となることが多いです。子宮内膜が特に少ない場合は、茶色いおりもののような形状で排出されることもあるでしょう。月経とは厚くなった子宮内膜が剥がれ落ちることですが、子宮内膜は基本的にドロドロとして血の塊のような形状をしています。通常の出血の場合、血液中に含まれる「フィブリン」というたんぱく質の働きで血小板を集めて血液を固めます。しかし、経血にはそのフィブリンの働きをさらに抑制する「プラスミン」というたんぱく質溶解酵素が子宮内膜から分泌されていて、経血は子宮内では固まらないようになっています。そのため、子宮内の血液はいつも膣を通って体の外に排出されるのです。ピル服用中は子宮内膜が薄いため、酵素の働きでしっかりとサラサラの状態にしてから排出されることが多いのです。(参考5)
低用量ピルの内服により、子宮内膜の増殖が抑制されるため、月経量は減少します。月経量の減少については日本の臨床試験においても確認されており、この経血量の減少により女性特有の鉄欠乏性貧血の予防が期待されます。(参考2)
低用量ピルには、生理痛をやわらげる効果もあります。生理痛はプロスタグランジンというホルモンの分泌量が多くなることが原因で起こります。プロスタグランジンの働きによって経血を排出するときに必要以上に子宮が収縮し、痛みが生まれるのです。しかし低用量ピルを服用すると、子宮内膜の増殖を抑えプロスタグランジンの分泌が減少するため、子宮の収縮を抑えられます。(参考6)
正常の月経周期日数は、25~38日と定義されており、これに当てはまらないものが月経不順とされます。様々な原因でホルモンバランスが乱れることで発生すると言われています。生理不順の主な原因はこの5つが挙げられます。
月経不順や無月経の原因で多いものは、急激なダイエットやストレスによるホルモンバランスの乱れです。特別な疾患がない限り、低用量ピルを内服することでホルモンバランスが安定するので、規則正しく生理が来ることが期待できます。
低用量ピルは生理が始まったその日から服用を始めます。低用量ピルには21錠タイプと28錠タイプがあります。21錠タイプの低用量ピルは、21日間連続で有効成分が含まれた錠剤を服用し、その後7日間休薬します。休薬期間中に生理が来るのが一般的ですが、出血がなかった場合でも必ず8日目から服用を再開しないと避妊効果が低下します。28錠タイプの低用量ピルは、21日間有効成分を含む錠剤を服用した後、7日間プラセボ(偽薬)を服用するタイプです。プラセボを服用している期間に生理が来ることが一般的で、実際には7日間休薬するのと同じ効果といえます。28錠タイプのメリットは毎日決まった時間にピルを飲む習慣を維持しやすく、ピル再開時の飲み忘れのリスクが低いことです。
21錠タイプでも28錠タイプでも低用量ピル内服開始後22日目以降の7日間の間で生理が始まるため、服用を続けている限り28日周期が維持されます。(参考3)
低用量ピルで生理を早める場合には、10日以上連続して内服した後に服用を中止します。中止して2~5日後に生理が始まります。その後7日間休薬したら、新しいシートの1錠目から服用を再開します。
生理を遅らせる場合には、21日目の錠剤をのみ終わったら、休薬期間を持たずに次の低用量ピルの3週目の錠剤を続けて服用します。服用をやめると2~3日で生理が来ます。7日間休薬したら、新しいシートの1錠目から服用を再開します。(参考7)
低用量ピルは、避妊手段だけではなく、女性のQOLを向上させるための有力な選択肢です。生理の予測可能性、生理痛の緩和など多くのメリットは、女性の生活に大きな影響を与え、パフォーマンスの向上につながります。低用量ピル服用にあたり副作用について医師との相談は不可欠ですが、低用量ピルの利点を最大限に活用し、より快適で充実した日々を送ることができるでしょう。
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参考文献1:岡山大学大学院医歯薬学総合研究科 鎌田泰彦 平松祐司「低用量経口避妊薬使用に関するガイドライン」岡山医学会雑誌 第119巻pp 315-317(2008)参考文献2:「低用量経口避妊薬の使用に関するガイドライン (改訂版)」日本産科婦人科学会編(2005)参考文献3:「薬がみえる vol.2 第2版」メディックメディア(2023)参考文献4:「経口避妊薬(OC)の有効性についてのとりまとめ」厚生労働省参考文献5:武谷雄二「月経のはなし 歴史・行動・メカニズム」 中公新書(2012)参考文献6:「低用量経口避妊薬、低用量エストロゲン・プロゲストーゲン配合剤 ガイドライン(案) 」日本産婦人科学会編(2015)参考文献7:弘前女性クリニック 蓮尾 豊「経口避妊薬,緊急避妊法処方の実際~その普及のためにも~ 」日産婦誌65巻9号(2013)
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