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2025.06.17
当記事はデジタルクリニックグループ医師による監修のもと、正確な情報提供に努めています。
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ニキビがカサブタになると、「早く治したい」「剥がしてしまいたい」と感じる方も多いかもしれません。しかし、無理に剥がすと逆に治りが遅くなり、ニキビ跡が残るリスクも高まります。
この記事では、ニキビがカサブタになる理由や治す方法、ニキビ跡を防ぐ対処法まで詳しく解説します。
目次
ニキビがカサブタになる主な理由は主に以下の2つです。
カサブタとは、皮膚の傷口や膿が乾燥することで形成される固いかさ状の構造物で、肌の自然治癒過程の一部です。(参考1)ニキビを潰してしまうと、皮膚に傷がつき、その部分にかさぶたができてしまうことがあります。また、ニキビの内部にあった膿が自然に出て乾燥すると、同じようにカサブタになります。(参考1)
どちらにしても、カサブタができるのは肌が修復を始めているサインです。そのため、基本的には無理に触らず、経過を見守ることが大切です。
ニキビのカサブタを無理に剥がすのは絶対に避けましょう。一見すると治っているように見えても、カサブタの下では皮膚がまだ修復中であり、再び傷つけてしまうと炎症がぶり返すことがあります。
きれいな肌を取り戻すためには必要以上に触らず、肌のターンオーバーによって剥がれるのを待つことが大切です。洗顔や保湿を行って肌を常に清潔に保つことも、症状の悪化を防ぐために重要になります。
ニキビのカサブタを無理に剥がすことで、さまざまなリスクが生じます。
まず、指先には多くの細菌がついており、カサブタを剥がした際に皮膚の内部にそれらが入り込むと、感染や炎症を引き起こす恐れがあります。また、再びカサブタができて長引くことになり、肌の治癒が遅れる可能性もあるのです。さらに、同じ場所に何度も傷ができることで、色素沈着やクレーター状のニキビ跡が残るリスクもあるため、自然に任せて治るのを待ちましょう。(参考6)
万が一剥がしてしまった場合は、傷口を清潔に保ち、必要に応じて創傷被覆材(そうしょくひふくざい:絆創膏など)を使用するか、医師に相談してみてください。
ニキビのカサブタは、無理に剥がさず自然に剥がれ落ちるのを待つことが大切です。さらに肌を清潔に保ち、保湿などの適切なスキンケアを続けることで回復を早められる可能性があります。また、カサブタが取れた後はニキビ跡が残りやすいため、予防のためのケアも欠かさないようにしましょう。
ニキビのカサブタが治るまでの期間は個人差がありますが、一般的には1週間から10日ほどで自然に剥がれ落ちるケースが多いです。(参考2)炎症や膿が強く出た重症なニキビでは、それ以上の時間がかかることもあります。(参考2)また、治癒までの過程で刺激や摩擦を与えてしまうと、治りが遅くなるだけでなく、ニキビ跡が残るリスクも高くなるため注意が必要です。
カサブタが剥がれた後の肌はとても敏感な状態です。ニキビ跡を予防するには、医薬品の使用や日々のスキンケアなどで、皮膚のターンオーバーを促進するケアを行うことが大切です。
■医薬品
メラニンの生成を抑える「トラネキサム酸」(参考3)や「シナール」(参考4)などの内服薬、保湿力と血行促進作用に優れた「ヒルドイド」(参考5)などの外用薬を使用することで、色素沈着の予防に効果があります。また、トラネキサム酸は血栓を形成しやすくする作用があり、低用量ピルなどと併用すると、血栓症のリスクが高まる可能性があるため注意してください。(参考3)(参考8)
■スキンケア(参考6)
洗顔は1日2回を目安に行い、強くこすらずにやさしく泡で洗いましょう。洗顔後は化粧水や乳液で保湿を徹底してください。外出時には日焼け止めや帽子を活用するなど、紫外線対策も欠かさないようにしましょう。
ニキビは、皮脂腺がある毛穴に余分な皮脂や古い角質が詰まり、アクネ菌(ニキビの原因菌)が増殖することでできる皮膚の病気です。(参考6)思春期に多く見られますが、大人でもホルモンバランスの乱れや生活習慣の影響で発生します。皮脂の過剰分泌や、肌のターンオーバー(新陳代謝)の乱れが原因となって、毛穴が詰まることで生じるケースが多いです。(参考6)
ニキビは放置すると炎症が悪化し、赤みや膿を伴うようになり、最終的にはニキビ跡として肌に残ってしまうこともあります。(参考6)そのため、できるだけ早い段階で対処し、正しいケアをすることが大切です。
ニキビの原因は1つではなく、複数の要因が重なることで起こります。主な原因は以下の通りです。(参考6)
このように、ニキビは体内外の環境によって起こるため、原因を見極めて予防・改善していくことが重要です。
以下の記事では、ニキビの原因についてより詳しく解説していますので、ご覧ください。
「ニキビの原因 | 思春期ニキビと大人ニキビの違いや治し方を解説」はこちらから
ニキビやカサブタが治った後に残る「ニキビ跡」には、いくつかの種類があります。(参考7)
これらのニキビ跡は、時間とともに薄くなっていくこともありますが、完全に元の肌に戻すのは難しいケースが多いです。だからこそ、ニキビを悪化させず、初期段階で適切な対処をすることが大切です。
ニキビ跡の情報は以下の記事でより詳しく解説していますので、ぜひご覧ください。
「ニキビ跡の種類 | 治し方や予防方法を詳しく解説はこちらから」
ニキビがカサブタになるのは、治りかけや潰してしまったことによる自然な修復過程です。無理に剥がすと症状の悪化やニキビ跡の原因になるため、触らず自然に治癒させることが大切です。カサブタが取れた後は医薬品の活用やスキンケアによって、跡が残らないよう丁寧なケアを心がけましょう。
また、ニキビによるカサブタを繰り返していたり、それによるニキビ跡が不安だったりする場合でも「忙しくて受診する暇がない」という方がいるのではないでしょうか?そのような方は、オンライン診療を利用するのも一つの選択肢です。
デジタルクリニックグループは、オンライン診療にて24時間365日診察を受け付けております。ご希望の方は、下記からご予約をお願い致します。
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(参考1)阿曽洋子,青木和恵,上出良一ら:日本褥瘡学会で使用する用語の定義・解説. 褥瘡会誌,9(2), 228-231,2007
(参考2)NPO法人創傷治癒センター「傷と治療の知識」
(参考3)KEGG「医療用医薬品 : トラネキサム酸」
(参考4)KEGG「医療用医薬品 : シナール」
(参考5)KEGG「医療用医薬品 : ヒルドイド」
(参考6)公益社団法人日本皮膚科学会「皮膚科Q&A:にきび」
(参考7)日本痤瘡研究会「ニキビQ&A」
(参考8)日本医師会「月経困難症を治療する低用量ピル」
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