Telemedicine
自宅にいながら、気になっていた治療を、 オンラインでお気軽に始められます。
肥満症治療(医療ダイエット)
美容皮膚
不眠症(睡眠障害)
心療内科(精神科)
低用量ピル/ミニピル
アフターピル
男性AGA
女性AGA(FAGA)
性感染症(STD)
ED/早漏
多汗症/腋臭(ワキガ)
膀胱炎
禁煙治療
更年期障害
高血圧
痛風発作(高尿酸血症)
脂質異常症(高脂血症)
まつ毛外用薬
ニキビ治療
便秘治療
飲む日焼け止め
ドライアイ
インフルエンザ予防内服薬
花粉症
医療用漢方
血液検査キット
TOP
For New Patients
初めての方へ
Medical Department
診療科目
Column
コラム
FAQ
よくある質問
News
お知らせ
Reservation
下記より、ご希望の診療科目をご選択ください。 ※診療科目の詳細は各科目のページをご確認ください。
2025.06.17
大人ニキビは主に20〜40代で発生するニキビで、思春期ニキビとは異なる原因によって起こり、繰り返しやすいのが特徴です。ホルモンバランスや生活習慣の乱れが大きく影響しており、適切なケアと治療が重要になります。
この記事では、大人ニキビの特徴や原因、治療方法などについて詳しく解説します。
目次
大人ニキビとは、思春期を過ぎた大人にできるニキビのことを指します。「吹き出物」と表現されることも多く、特に女性に見られるケースが多いです。発生メカニズムは思春期ニキビと同様に、過剰に分泌された皮脂が毛穴に詰まり、そこにアクネ菌が増殖して炎症が起きることで生じます。(参考1)
大人ニキビは男性の場合、毎日のひげそりによる皮膚への刺激が原因になることがあります。一方、女性はホルモンバランスの影響を受けやすく、生理周期やストレス、睡眠不足などが引き金となり、過剰な皮脂の分泌が生じてニキビが発生します。また、肌が乾燥するとそれを補おうとして皮脂分泌が増えることにより生じやすいのが特徴です。(参考1)
大人ニキビは顔を中心に発生しやすく、特に皮脂腺が多いTゾーン(額や鼻)やフェイスライン(頬やあご)にできる傾向があります。皮脂腺が多い背中や胸などにできることもあります。男性の場合、ひげそりの影響で口まわりにニキビができやすいのも特徴です。
思春期ニキビは主に成長ホルモンの影響によって皮脂分泌が活発になり、それが毛穴に詰まることで発生します。一方、大人ニキビは生活習慣やストレス、ホルモンバランスの乱れといった後天的な要因が大きく関わっています。(参考1)そのため、思春期ニキビは一定の年齢を過ぎると自然に落ち着くことが多いですが、大人ニキビは原因となる生活環境が改善されない限り、何度も繰り返す傾向があるため注意が必要です。
思春期ニキビについて詳しく知りたい方は以下の記事もぜひご覧ください。
「思春期ニキビってどんなニキビ?特徴や原因、治療方法を詳しく解説」はこちらから
大人ニキビには段階ごとに以下のような種類があります。(参考2)
このように、大人ニキビは種類によって状態が異なります。大人ニキビを治すためには、それぞれの種類に応じた適切な治療やケアを行うことが重要です。気になる症状があれば早めに医師に相談しましょう。
大人のニキビ治療では、まず薬物療法が基本となります。
代表的な治療薬には「アダパレン」「過酸化ベンゾイル」「クリンダマイシン」があります。(参考1)
アダパレン(外用薬)は皮脂や古い角質による毛穴の詰まりを防ぐことで、白ニキビの形成を抑える薬です。過酸化ベンゾイル(外用薬)は、毛穴の詰まりを解消し、アクネ菌の増殖を抑える殺菌作用があります。クリンダマイシン(内服薬・外用薬)はアクネ菌に直接作用し、赤ニキビや黄ニキビなど炎症が強い症状に用いられます。
これらの薬剤に加えて、毛穴の皮脂を針で取り除く「面皰圧出(めんぽうあっしゅつ)」や、古い角質を剥がして肌の再生を促す「ケミカルピーリング」などの治療も行われます。(参考1)
また、ホルモンバランスの乱れに対して、低用量ピルを使用することもあります。低用量ピルは女性ホルモンをコントロールする脳の下垂体という部分に作用し、過剰な女性ホルモンの分泌を抑制します。(参考4)
なお、ニキビ治療薬は市販薬でも手に入りますが、症状が長引いたり悪化する場合はニキビ跡のリスクを避けるためにも、早めに医師の診察を受けることが重要です。
ニキビの治療法は以下の記事でより詳しく解説していますので、ぜひご覧ください。
「ニキビの治し方 | 薬を使った治し方やセルフケア方法を詳しく解説」はこちらから
大人のニキビケア・ニキビ予防には、日々のスキンケアや生活習慣を見直すことがおすすめです。
大人ニキビの予防には、正しい洗顔とスキンケアが欠かせません。(参考1)まず、クレンジングでメイクや皮脂汚れをしっかり落とし、泡立てた洗顔料で1日に2回やさしく洗顔しましょう。洗顔後は乾燥を防ぐために、化粧水や乳液などで肌にうるおいを与えます。また、紫外線による肌のバリア機能への刺激もニキビの原因になるため、外出時は日焼け止めを塗ることも大切です。(参考1)
ニキビと特定の食べ物の因果関係は明確ではありませんが、栄養バランスのとれた食生活は肌の健康維持に役立ちます。(参考1)1日3食を基本に、野菜やたんぱく質をしっかり摂るよう心がけましょう。
睡眠不足や過渡なストレスはホルモンバランスを乱し、皮脂の過剰分泌を引き起こす原因となります。(参考1)毎日の忙しさの中でも、できるだけ十分な睡眠を取り、適度な運動や趣味などでストレスを発散する時間を確保しましょう。
ニキビの予防方法は以下の記事でより詳しく解説していますので、ぜひ目を通してみてください。
「ニキビの対策方法 | 日々気を付けるべきことや治療方法を解説」はこちらから
大人ニキビは、生活習慣やホルモンバランスの乱れが関係し、繰り返しやすい肌トラブルです。主に顔にできやすく、放置しておくと悪化する恐れもあるため、できるだけ早めに対処するようにしましょう。予防には、適切な洗顔や、規則正しい食生活、十分な睡眠など、日常生活でのスキンケアや生活習慣の見直しが欠かせません。症状が長引く場合は自己判断せず、医師に相談することも大切です。
また、大人ニキビで悩んでいるけど「仕事が忙しくて通院する暇がない」という方も多いのではないでしょうか?そのような方は、オンライン診療を利用するのも手段の一つです。
デジタルクリニックグループは、オンライン診療にて24時間365日診察を受け付けております。ご希望の方は、下記からご予約をお願い致します。
オンライン診療はこちら
(参考1)公益社団法人日本皮膚科学会「皮膚科Q&A:にきび」
(参考2)日本痤瘡研究会「ニキビQ&A」
(参考3)日本医師会「青春時代を過ぎてもー大人のニキビー」
(参考4)日本医師会「月経困難症を治療する低用量ピル」
PREV
胸ニキビの原因 | 特徴や胸ニキビと間違いやすい皮膚の病気を解説
NEXT
乾燥とニキビ肌の関係性 | 原因や種類、治し方や保湿方法を解説