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2025.05.31
更年期障害による吐き気は、女性ホルモンの変動が原因で起こる症状の一つです。吐き気や胃もたれといった胃腸症状は、更年期障害の代表的な症状であり、多くの女性を悩ませています。
この記事では、更年期障害による吐き気が起きる理由や効果的な対処法、予防方法について詳しく解説します。
目次
更年期障害で吐き気が起こる主な原因は、エストロゲンの急激な減少による自律神経(交感神経と副交感神経)の乱れです。エストロゲンは自律神経のバランスを整える働きがあるため、減少することによってさまざまな不調が生じやすくなります。
自律神経のバランスが乱れると、胃の働きが低下し、嘔吐を伴う吐き気や胃もたれなどの消化器系の病気の症状として現れることがあります。(参考2)
また、更年期(おおよそ40代後半から50代)は加齢による身体的な変化だけでなく、子育ての節目や親の介護、仕事の変化など、人生の転換期としてさまざまなストレスを抱えやすい時期です。(参考1)ライフスタイルの変化で生じるストレスは自律神経に影響を与え、吐き気の症状をさらに悪化させる可能性があります。
更年期障害による吐き気は、以下の対処方法によって症状を緩和できる場合があります。(参考3)
1.生活習慣の見直し
胃に負担をかけないように、多彩な食材を少量ずつ食べるよう心がけましょう。食欲不振がある場合でも、少しずつでも栄養バランスのとれた食事を摂ることが重要です。
ウォーキングやジョギングヨガなどの軽い運動、ダンベルを用いた筋力トレーニングなどは、更年期症状の改善に向いています。吐き気が強い日は無理のない範囲で行いながら、できるだけ毎日継続するようにしましょう。(参考1)(参考4)
入浴やアロマテラピー、瞑想など、自分なりのリラックス方法を見つけることで、ストレスを軽減できます。
2.吐き気を和らげるツボ押し
全日本鍼灸マッサージ師会が紹介する吐き気を和らげるツボ療法を紹介します。(参考5)
手首の内側、腕の中央線上で手首のしわから指3本分上にあるツボです。ストレスを緩和することで知られるツボですが、吐き気にも効果的とされています。
ひざのお皿の外側下から指4本分下にあるツボです。足腰の疲れを改善するほか、胃の不調を整え、胃腸全般の働きを改善する効果があります。
更年期障害による吐き気は、早めの予防策を取り入れることで症状緩和を目指せます。(参考3)
1.食生活の改善
豆腐や納豆などの大豆製品に含まれるイソフラボンは、エストロゲンに似た働きをする「植物性エストロゲン」として知られています。(参考6)また、カルシウムとビタミンDは、更年期障害で見られやすい骨粗しょう症予防にもなる栄養素です。乳製品や小魚、緑黄色野菜に豊富に含まれています。
不規則な食生活は自律神経の乱れをさらに招くため、毎日決まった時間に、バランスの良い食事を心がけましょう。
2.ストレスコントロール
ストレスは更年期症状を悪化させる大きな要因なので、自分なりのストレス解消法を見つけることが大切です。好きなことに没頭する時間を定期的に持つことで、ストレスを軽減できます。
深呼吸やマインドフルネスなどのリラックス法、十分な睡眠を日常に取り入れることも、自律神経のバランスに大切です。
3.定期的な健康診断
40代に入ったら、更年期障害の症状が出る前から定期的な健康診断もしくは人間ドックを受けることをおすすめします。血圧の記録や血液検査の結果から、更年期の変化を早めに確認できる場合があります。
女性が全員、更年期障害に悩まされるわけではありません。症状の現れ方や程度には個人差があり、ほとんど症状を感じない方もいます。(参考7)
規則正しい生活習慣を持つ人、ストレス耐性が高い人は、更年期障害の症状が軽い傾向です。若い頃からの健康管理が重要で、特に運動習慣は自律神経のバランスを整え、吐き気などの症状の予防にも役立ちます。(参考8)
なお、男性更年期障害でも同様の症状が見られることがあるため注意しましょう。(参考9)
更年期障害にならない人の特徴については、次のページでより詳しく解説しています。
「更年期障害にならない人」内部リンク
生活習慣の見直しやセルフケアで更年期障害の症状が改善しない場合は、ホルモン補充療法や薬物療法などの適切な治療を受けましょう。(参考1)病気と区別するためにも医師の診断が重要です。
減少したエストロゲンを補うことで、更年期症状を改善する治療法です。
薬物療法として、体質や症状に合わせた漢方薬が処方されることもあります。「更年期の三大処方」として知られる「加味逍遙散(かみしょうようさん)」や「当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)」「桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)」は、貧血や冷え症、疲れやすさ、不安、不眠、のぼせなどに効果が期待できます。(参考1)
吐き気そのものを抑える制吐剤や、自律神経を整える薬が処方されることもあります。(参考10)(参考1)
更年期障害の治し方は、下記ページでより詳しく解説していますので、ぜひご覧ください。
「更年期障害 治し方」内部リンク
更年期障害で生じる吐き気の症状は、女性ホルモンの減少によって自律神経に影響を受けることが原因です。対処法として、生活習慣の改善やツボ押し、ホルモン補充療法など医療機関での治療をおすすめします。
更年期障害による吐き気は、女性にとっては年齢に応じた自然な変化といえるものです。一時的な症状ではありますが、不調を感じたら、一人で悩まず、医師に相談しましょう。
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(参考1)日本産科婦人科学会「更年期障害」
(参考2)日本臨床内科医会「自律神経失調症」
(参考3)日本女性医学学会「毎日の生活から改善!更年期のセルフケアとは(更年期のセルフケア)」
(参考4)厚生労働省「健康づくりのための身体活動・運動ガイド 2023」
(参考5)全日本鍼灸マッサージ師会「簡単にできるツボ療法 第11回「吐き気」part1」
(参考6)灘岡勲ほか「大豆イソフラボンとブラックコホシュエキスの経口投与における更年期女性の簡略化更年期指数(SMI)に及ぼす効果」日本補完代替医療学会誌第3巻第1号2006年2月:15−22
(参考7)厚生労働省「更年期」
(参考8)上田真寿美「中年期女性の運動経験が更年期症状に及ぼす影響」九州大学
(参考9)日本内分泌学会「男性更年期障害(加齢性腺機能低下症、LOH症候群)」
(参考10)日本薬学会「制吐薬」
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