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2025.05.14
目の下にできるニキビは、見た目にも気になりやすいのが特徴です。この記事では、なぜ目の下のニキビができるのかその原因や予防方法、代表的な治し方や、さらに見た目が似ている「稗粒腫(はいりゅうしゅ)」についても詳しく解説します。
目次
ニキビは、皮膚から出るあぶら(皮脂)が多くなること、毛穴がつまることで生まれます(参考1)。さらに、目の周りのニキビやまぶたニキビは、これらに加えてアイメイクや髪がかかるなどの刺激が関係してくることがあります。
目のまわりはアイメイクをする機会が多く、注意が必要な部位です。化粧品の成分が毛穴を塞いでしまうため、ニキビの形成につながる可能性があります。また、赤いにきびを隠すためにファンデーションやコンシーラーを塗り重ねてしまうと、状態が悪化する恐れがあるため注意が必要です(参考1)。
洗顔やクレンジングの際に、洗浄成分が残ると、それが毛穴詰まりの原因になることもあります。
前髪や横髪が目の下に触れることで、皮膚が刺激を受けたり、皮脂や整髪料が付着して炎症を引き起こす場合があります(参考1)。
無意識に目元を触る癖がある方は注意が必要です。皮膚への刺激となり、ニキビの発生につながる可能性があります。また、既にニキビが出来ている場合にも、ニキビを自分で除去しようとして潰したり掻いたりする行為は悪化につながる恐れがあるため、注意が必要です(参考1)。
ニキビの原因となる皮脂は、ホルモンによる影響を受けて分泌されます(参考1)。そしてホルモンバランスは不規則な生活によって乱れる可能性があるため、ニキビの発生・悪化につながる場合があります(参考1)。
ストレスを受けることによってもニキビが発生する可能性があります(参考2)。そのため、人間関係や仕事でストレスを抱える方は注意が必要です。
目の下に出来るニキビを予防する方法として、主に以下が挙げられます(参考1)。
洗顔は1日2回、洗顔料を用いて行うのがおすすめです(参考1)。普段から化粧水などのスキンケアをしている場合は使ってかまいません。ただし、ニキビができにくいと書かれている「ノンコメドジェニック」や「ハイポコメドジェニック」と表示されたものを選ぶと安心です(参考1)。なお、肌が乾燥しているときや、治療の影響で乾燥してしまっている場合は、しっかりと保湿をすることが大切です(参考1)
1日の終わりには、クレンジングできちんとメイクを落としましょう(参考1)。オイルクレンジングを使っても構いません。そのあとは洗顔料を使って、もう一度しっかり洗う「ダブル洗顔」を行ってください(参考1)。すすぎ残しがないよう、しっかりすすぐことも大切です。
前髪や横髪が目元に触れると、皮脂や汚れ、整髪料が刺激になることがあります(参考1)。まとめ髪にしたり、ヘアバンドやカチューシャを用いるなど、できるだけ髪が肌に触れないようにしましょう。
目元を触るとそれが刺激となり、ニキビができやすくなります(参考1)。触らないよう意識することが予防につながります。触る癖がある方は、触る回数を数えて日誌に付けるなどして、回数を減らすよう意識するのがおすすめです(参考1)。
ストレスの少ない規則正しい生活を送ることでニキビが生まれる可能性を減らすことができます(参考1)。睡眠をしっかりととり、リラックスできる時間を意識的につくるのがおすすめです。
目の下のニキビを治療する方法として、主に以下が挙げられます(参考3)。
アダパレンは、毛穴のつまりを改善してニキビをできにくくするお薬です。長期間使用できるという特徴があります(参考3)。
この薬は、他のぬり薬やのみ薬の抗菌薬と一緒に使うことで、より高い効果が期待できます。炎症が強い時期には他の薬と組み合わせて使い、ニキビが落ち着いてきたらアダパレン単独、または過酸化ベンゾイルとの併用に切り替えて使います(参考3)。
注意点として、妊娠中の方には使うことが出来ません(参考3)。
また、副作用として、塗ったところが乾燥したり、赤くなったり、ヒリヒリすることがあります(参考3)。その場合は、塗る量を減らしたり、保湿剤を一緒に使うことで症状を軽くすることができます。また、あらかじめ保湿剤を使っておくと、副作用を防ぎやすくなります。
過酸化ベンゾイルは、ニキビの原因菌を殺菌する働きがあります(参考3)。また、古い角質を取り除く「ピーリング作用」もあるため、毛穴のつまりを改善しやすいです。また、抗菌薬と違って「耐性菌(薬が効かなくなった菌)」が出にくいという特徴があります(参考3)。
副作用としては、アダパレンと同じように塗った部分に赤みやヒリヒリ感が出ることがありますが、頻度は少なく、症状も軽いとされています(参考3)。ただし、まれにアレルギー性の接触皮膚炎(湿疹やかゆみなど)を起こすことがありますので、強いかゆみなどが出た場合はすぐに医師に相談してください(参考3)。
抗生物質はアクネ菌に効果がありますが、抗菌薬に対する耐性菌が増えており、これにより薬が効かなくなるリスクが高まっています(参考1。参考3)。そのため、抗生物質を使う際には、アダパレンや過酸化ベンゾイルなどの他の治療薬と併用することが推奨されています(参考1)。
目の下にできる白いブツブツが、実はニキビではなく「稗粒腫(はいりゅうしゅ)」であることもあります。見た目は似ていますが、原因や治療法が異なるため、正しく見分けることが大切です。
稗粒腫(はいりゅうしゅ)とは、目のまわりなどにできる白くてかたい小さなブツブツのことです(参考1)。大きさは直径1~2mmほどの大きさです(参考1)。
稗粒腫は皮膚をつくる細胞や毛穴のまわりの組織が集まって、袋のようなかたまり(嚢腫)になることで発生します(参考4)。中には、角質と呼ばれるたんぱく質のかたまりが溜まっています(参考4)。やけどや少し深めのすり傷が治ったあとにできることがあります(参考1)。
治療では、細い針などで小さな穴をあけて、中のかたまりを押し出します(参考1)。なお、赤ちゃんにできるものは自然に治ることもありますが、大人の場合は自然に消えることはほとんどありません(参考1)。
目の下のニキビは、皮脂や毛穴の詰まりだけでなく、メイクや髪の刺激、生活習慣の乱れなど、さまざまな要因が重なって起こります。日々の洗顔やクレンジングを丁寧に行い、肌への刺激を減らすことが予防の第一歩です。
また、見た目が似ている稗粒腫の場合は、ニキビとは原因や治療法が異なるため、自己判断せずに皮膚科で相談することが大切です。目元の肌はデリケートだからこそ、正しいケアを心がけましょう。
※目の下ニキビは、見た目に気になりやすいのが特徴です。
「セルフケアをしてるけどなかなか治らないし、本当に意味あるのかな…」
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そんな悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか。
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参考文献
(参考1)日本皮膚科学会
(参考2)ニキビ(痤瘡)と心理的ストレスとの関連性を科学的に証明 〜ストレスマーカーとしてのニキビ病巣部毛包内ノルメタネフリンの同定〜|プレスリリース
(参考3)ニキビの発症メカニズム,治療,予防
(参考4)稗粒腫 大松 華子 独立行政法人国立病院機構相模原病院皮膚科
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