リベルサスの効果 | 用量別の効果や期待されるダイエット効果を解説

この記事では医療ダイエットで多く耳にするリベルサスについて、基礎知識や効果的な飲み方、服用時の疑問など、リベルサスの服用を検討している際に役立つ情報をご紹介します。

実際に服用してみて効果を実感できない場合の対処法についてもご紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。

リベルサス服用によって期待されるダイエット効果

リベルサスは、糖尿病の治療薬として使われることが多いですが、体重減少効果があることでも注目されています。

これは、リベルサスが食欲を抑える作用や満腹感を持続させる作用があるためです。

過剰な食欲の防止

リベルサスは、脳に働きかけることで食欲を抑える作用があります。これにより、過剰に食べることを防ぎ、摂取カロリーの減少が期待できます。

満腹感の持続

リベルサスは、満腹感を長時間維持する効果があります。胃の内容物が腸へと排出される速度を遅くし、満腹感を得られやすくなるためです。

基礎代謝の向上

リベルサスが直接的に基礎代謝を向上させるという証拠は限られていますが、体重の減少によって基礎代謝の改善が期待できます。

リベルサスの用量別の効果

リベルサスの効果は投与量によって異なります。以下に、リベルサスの用量別の効果について説明します。

• 通常、成人には1日1回7mgを維持用量として経口投与します。
• 1日1回3mgから開始し、4週間以上投与した後に1日1回7mgへ増量するのが一般的です。
• 効果が不十分な場合には、1日1回14mgへ増量することもあります。

リベルサスを服用して痩せるために大切なポイント

服用を継続する

リベルサスは即効性のある薬剤ではなく、効果が現れるまでに数週間から数か月の時間がかかります。焦らず継続することが重要です。

正しく服用する

リベルサスの服用方法を正しく守ることが、効果的な体重減少に不可欠です。重要なポイントを紹介します。

• 空腹の状態で服用: 1日で最初の飲食前に服用することで吸収が最大化されます。
• 適量の水で服用: コップ約半分の水（約120mL以下）とともに服用します。
• 服用後30分間は飲食や服薬を避ける: 吸収の妨げになるため、服用後30分は飲食を控えます。

リベルサスを服用しても痩せないといわれる理由

食生活を改善していない

リベルサスは食欲を抑制する作用がありますが、薬を服用しているだけでは十分な体重減少が期待できません。間食や過食がないか振り返ることも大切です。

運動をしていない

リベルサスには減量効果がありますが、運動不足の状態では体重減少のペースが遅くなります。習慣的に運動をはじめ、継続させていきましょう。

服用方法が適切でない

リベルサスは服用方法を守ることでその効果を最大限に発揮します。服用方法が適切でない場合、効果は十分に得られないことがあります。

まとめ

リベルサスはあくまで体重減少をサポートする薬剤です。薬を服用しながら、食事や運動などの生活習慣をしっかりと見直していきましょう。

また、リベルサスの服用方法をしっかりと守ることが、効果的な減量につながります。

薬剤の用量に関しては自己判断で調整せず、主治医と相談していきましょう。

参考文献

• 三好秀明．(2020)．「Ⅲ．糖尿病治療薬に関する最近の話題 インクレチン関連薬 GLP-1受容体作動薬」．日本臨牀 Vol.78，No.7
• リベルサス錠の正しい服薬を支援するためのポイント
• 医療用医薬品添付文書情報
• ノボノルディスク ファーマ株式会社「リベルサス錠を服用される方へ」