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2024.01.24
低用量ピルには多くの種類があります。種類が多すぎてどれが自分に合うかわからないという方も多いはず。今回は、違いが分かるように低用量ピルの種類とその特徴について、医師が詳しく解説します。
目次
低用量ピルは、女性の避妊や月経トラブル、生理に関連する症状を改善するために使用されます。ピルを服用することで脳が排卵の指令を出さなくなり、ホルモンの増減の波がなくなるため、PMS(月経前症候群)、むくみ、便秘、肌荒れなどの改善も期待できます。
低用量ピルの様々な効果(副効用)があります。・PMS(月経前症候群)の軽減・生理痛の軽減・99.7%の避妊効果・生理周期の安定化・貧血の改善・ニキビなどの肌荒れの改善・卵巣がんや子宮体がんのリスク減少より詳しく知りたい方はこちらの記事で詳細を確認できます。【コラム】低用量ピルの効果について医師が解説します
低用量ピルには卵胞ホルモン(エストロゲン)と黄体ホルモン(プロゲステロン)の成分が含まれています。一般的なエストロゲンはエチニルエストラジオールで、プロゲステロンの種類にはレボノルゲストレル、ノルエチンドロン、ネギャティブスピロノラクトンなどがあります。このプロゲステロンの種類によって低用量ピルは4種類(4世代)に分けられています。
最初に製造承認されたピルで、出血量が少なく、生理痛に特に効果的です。・シンフェーズ・ルナベルULD・フリウェルLD
不正出血が起こりにくく、自然なホルモンサイクルに近いです。周期が安定しやすく、PMSへの効果も期待できます。・トリキュラー・ラベルフィーユ・アンジュ
男性ホルモン(アンドロゲン)の作用抑制効果が高いため、ニキビや多毛症の改善も期待できます。・マーベロン・ファボワール
子宮内膜症や月経困難症の治療に使用。生理痛、PMS、ニキビなどへの効果が期待できます。超低用量なので副作用が少ないです。避妊目的では使用できません。・ヤーズ・ヤーズフレックス・ドロエチ
低用量ピルはそれぞれに特徴があります。医師と相談した上で、自分に合った種類の低用量ピルを選ぶことが大切です。また、自分の体調や健康状態に合わせてピルを選ぶことで、より効果的にトラブルを軽減できます。
・トリキュラー・マーベロン・ファボワール・ラベルフィーユ・アンジュこれらの低用量ピルはエストロゲンの配合量が比較的少ないです。性欲減退などの副作用があまり起こりにくく、性生活への影響も少ないと考えられます。
・マーベロン・ファボワールこれらの低用量ピルには男性ホルモンの抑制効果があるとされています。それによりニキビ改善だけでなく、多毛の改善にも期待が持てます。
・トリキュラー・ラベルフィーユ・アンジュこれらの低用量ピルは自然なホルモンサイクルに近く、周期が安定しやすいです。
・ヤーズ・ヤーズフレックス・ドロエチ子宮内膜症や月経困難症の治療に使用され、PMSや生理痛への効果が期待できます。超低用量なので副作用も現れにくいことも特徴です。
低用量ピルは、さまざまな効果が期待できる医薬品である反面、副作用もあります。ピルが身体に慣れるまでの1~3ヶ月に現れやすいマイナートラブルと、重篤な副作用として代表的な血栓症が挙げられます。
初期服用者の約40%は経験するとされていますが、多くの方は内服を継続することで改善していきます。【想定される副作用】・不正出血・吐き気・頭痛・乳房の張りなどの不快感・むくみこれらの副作用は通常軽度です。また、副作用が気になる場合でも服用を続けることで症状が治ることがほとんどですが、お薬を変えることで改善する場合もあります。もし現在服用しているピルに悩みや不安がある場合は、一度医師に相談してみましょう。
重篤な副作用として血栓症が知られています。低用量ピルに含まれる卵胞ホルモン(エストロゲン)は血液凝固を促進する作用があり、血栓症の発症リスクがあるとされています。血栓症は通常「1万人あたり1~5人」の割合で発症しますが、低用量ピルを服用すると「1万人あたり3~9人」に上昇します。妊娠時の割合が「1万人あたり5〜20人」であることから、過度な心配は不要ですが、予防のために、水分補給やストレッチ、長時間同じ体勢で座らないなどを心がけましょう。※肥満、喫煙者、高齢の方、家族に血栓症の歴がある場合は特に注意が必要です。より詳しく知りたい方はこちらの記事で詳細を確認できます。【コラム】低用量ピルの副作用とは?中用量ピルとの違いも医師が解説
低用量ピルは、毎日ほぼ同じ時間に1錠ずつ服用します。大切なのは「飲み忘れない」ことです。朝食後、朝の歯磨き後、昼食後、就寝前など、日常生活の行動と結びつける習慣を身につけることで飲み忘れを予防できます。正確な飲み方を心がけることで低用量ピルの効果を高め、安心して避妊や月経トラブルの治療に取り組むことができます。
ピルは使用目的に応じて適切な処方を受けることが重要です。まず、ピルの種類や違いを理解し、自分に合った低用量ピルを選ぶために医師と十分な相談をしましょう。ピルは個人によって異なる効果や副作用をもたらします。そのため選択する際には個別の症状やライフスタイルを考慮した処方が必要です。当院では、個々の症状やライフスタイルに合わせたピルを提案し処方しています。ご希望の方は、お気軽にご相談ください。
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作成:デジタルクリニックグループ医師
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