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2025.05.29
便秘は単に胃腸の問題としてだけでなく、肌荒れを引き起こす要因としても知られています。便秘によって肌の状態が悪化し、肌荒れの悩みを抱えている方は少なくありません。
なぜ便秘と肌荒れには関係性が深いのでしょうか。この記事では、便秘と肌荒れの関係に触れた上で、具体的な改善方法について詳しく解説します。
目次
便秘は単なる消化器官の問題だけでなく、全身の健康にも影響を及ぼす症状のひとつです。その中でも特に肌に対する影響がよく知られています。
便秘になると、大腸内で腸内細菌の一種である悪玉菌の増殖が腸内フローラのバランスを崩し、腸内環境の悪化を招きます。このような腸内環境が乱れた状態が続くと、体内で代謝物質が上手く排出されず、体内に蓄積されます。体内に溜まった代謝物質が全身に影響を及ぼし、肌トラブルにも関連すると考えられています。(参考1)
便秘によって肌に起こる変化は、ニキビや吹き出物、赤み、乾燥、くすみなどさまざまです。便秘がこのような肌トラブルを引き起こすのは、腸内環境が肌の健康にも密接に関連しているためです。(参考2)
腸内環境が乱れると、皮膚が持つターンオーバーの機能低下が生じ、古い角質が十分に剥がれ落ちずに溜まり、新しい皮膚細胞の生成が妨げられます。結果として、肌がくすみがちになったり、バリア機能が弱くなって外部からの刺激に敏感になったりします。
これにより、紫外線や乾燥といった外的刺激から肌を守る力も弱まってしまうため、より肌トラブルが起きやすくなるのです。
便秘による肌荒れに対処するためには「腸活」すなわち腸内環境の改善が大切です。
腸内環境を改善するためには、まず腸内の悪玉菌を減らし、善玉菌を増やす必要があります。善玉菌を増やすには、乳酸菌の摂取がポイントです。プロバイオティクスのヨーグルトやサプリメントを活用しましょう。オリゴ糖や食物繊維の豊富な食材、味噌・醬油・米麹などの発酵食品も日々の食事に取り入れることで、便秘症の改善と腸内フローラのバランスを整えることができます。(参考3)
また、毎日の食生活だけでなく、生活習慣の見直しも重要です。腸の動きを活発にするウォーキングやストレッチといった有酸素運動で体を動かすと、便秘の解消に効果的です。
便が硬くなるのを防いでスムーズな排便を促すために、十分な水分補給も習慣にしましょう。また、過度なストレスは腸の働きにも悪影響を及ぼします。積極的にリラックスする時間を取り、心身ともに健康な状態を保つことが肌トラブルの改善に寄与します。
便秘の治し方で大切なことは、日常の生活習慣の見直しです。
特に、水分を十分に摂取しましょう。1日に1.5リットルから2リットルの水を目安に、こまめな水分補給をすることがポイントです。(参考4)
また、食事面では、食物繊維を豊富に含む野菜や果物を献立に取り入れることが重要です(参考4)。腸を程よく刺激し、善玉菌の増殖を促進するため、便秘解消に役立ちます。
規則的にトイレに行く習慣も大切で、毎日同じ時間に排便することを心掛けると腸のリズムが整いやすくなります。
生活習慣の見直しで便秘解消が難しい場合は、酸化マグネシウムなどの便秘薬を利用しましょう。薬の種類や効能など、詳しくは次のページをご覧ください。
「便秘治療に使われる薬 | 服用方法や選ぶ時に注意するべきことを解説」はこちらから
肌荒れを改善するためには、腸内環境を整えるだけでなく、スキンケアもセットで行うのが効果的です。自分の肌質に合ったスキンケア製品を使用して、肌の保湿をしっかりと行い、バリア機能を強化しましょう。(参考5)
保湿成分や抗酸化成分を含む製品を使用すると、肌に必要な栄養を補給でき、紫外線や乾燥などによるダメージからも保護できます。また、食生活においても、ビタミンやミネラル、ポリフェノールなどの抗酸化物質を意識的に摂取することで、病気を予防するとともに皮膚の健康を内側からサポートできます。(参考6)
便秘は肌荒れの原因のひとつです。便秘で体内に毒素が蓄積されると、肌に様々なトラブルを引き起こす場合があるため、生活習慣の改善が必要です。
バランスの取れた食事や運動、ストレス解消はもちろん、必要に応じて便秘薬を活用し、便秘解消を目指しましょう。ただし、肌荒れが長引く場合や、他の症状が現れた場合は、医師に相談することをおすすめします。
しかし「便秘や肌荒れにしばらく悩んでいる」「仕事が忙しくて自分のケアも通院もできない…」などのお悩みを持つ方も多いのではないでしょうか?そのような方は、オンライン診療を利用するのも一つの選択肢です。
デジタルクリニックグループは、オンライン診療にて24時間365日診察を受け付けております。ご希望の方は、下記からご予約をお願いいたします。
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(参考1) 腸内細菌学会「腸内細菌が皮膚生理に及ぼす影響」(参考2) 長寿科学振興財団「腸内細菌叢(腸内フローラ)とは」
(参考3) 長寿科学振興財団「生活習慣で乱れた腸内環境を整える方法」
(参考4) 日本臨床内科医会「便秘」
(参考5) 日本皮膚科学会「皮膚科Q&A にきび Q25」(参考6) 厚生労働省「健康と美を食べるもので叶える!~ 肌や髪、爪も美しく ~」
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