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2025.05.03
この記事を読まれている方は「ニキビを正しく治療したい」、「ステロイドの薬って安全なの?」などニキビ治療に関して悩みを抱えておられる方が多いと思います。
この記事では、皆様に正しいニキビとステロイド治療の情報をお届けすることを目的としています。
目次
ステロイドは、体内の副腎という臓器で、コレステロールから生成されるホルモンである、副腎皮質ホルモンという成分を含む薬の総称です。ステロイドホルモンとも呼ばれ、炎症を抑制する働きがあります。(参考1)
副腎皮質ホルモンを薬として体外から補うもので、「プレドニゾロン」と呼ばれる薬が代表的です。体内の炎症を抑えたり、免疫反応を抑制したりする作用があります。主にリウマチや膠原病、腎臓病、アレルギー疾患など、炎症や免疫が過剰に働く病気の治療に使われます。
ステロイド内服薬の副作用の一つとしてニキビができることがありますが、ステロイドの内服は上記疾患の治療に必要不可欠です。内服薬の自己判断での中止や減量は命に関わる合併症を引き起こしたり、治療中の病気を再燃させてしまったりする可能性があります。ステロイド内服薬を医師から処方されている場合には、自分の判断で内服量を変更せず、必ず処方された分量を内服するようにしてください。もし、ステロイドを内服中でニキビに悩んでいるという方がいらっしゃれば、主治医の先生やニキビに詳しい皮膚科の先生に相談してみてください。(参考1)
主に局所の炎症を抑えるために使用され、アトピー性皮膚炎など湿疹の治療によく使用されます。効果の強さによって以下の5つのランクに分類されます。
「ベリーストロング」と「ストロンゲスト」に分類されるものは医師の処方箋が必要ですが、「ウィーク」「マイルド」「ストロング」は市販薬として購入できます。(参考2)
ステロイドは強い炎症を鎮める効果がありますが、同時に免疫を抑制する作用もあり、細菌への抵抗性が弱くなります。この免疫抑制の作用により、ステロイドはニキビを悪化させることがあります。
日本のガイドラインでは、ニキビの治療に対してステロイドの内服、外用薬の使用は推奨されていませんが、他国では特に炎症の強いニキビの炎症を抑制する目的でステロイドを使用する場合もあります。今後ニキビの治療に対するステロイドの使用については変化していく可能性があります。(参考3)
また、ニキビ以外にもアトピー性皮膚炎や他に湿疹など治療すべき皮膚の症状が合併している際には、湿疹の治療を優先してステロイド外用薬が処方される場合もあります。医師の診察の元、処方された薬をお持ちの場合には自己判断で使用を中止せず、薬の使用方法を守るようにしてください。
ステロイド外用薬は市販もされていますが、自己判断で長期間使用すると、皮膚萎縮や感染症などの局所副作用、さらに全身性の副作用を引き起こす可能性があります。特に顔面や外陰部の皮膚はステロイドの吸収率が高く、前腕の吸収率を1とすると、顔面の頬では約13倍、陰嚢では約42倍も吸収されることがわかっています。さらに小児の皮膚も吸収率が高いため、大人より弱いステロイドを選びます。
ステロイド外用薬の選択は症状の強さや部位によって異なります。市販薬は1週間程度使用しても改善しない場合、医療機関を受診するようにしましょう。医療機関で処方された薬を使用する際には、使用方法をよく守り、自己判断で他人や他の症状に使用しないようにしてください。(参考2)
ニキビは医学的には尋常性ざ瘡と呼ばれており、思春期以降に顔面や胸背部に発生します。日本では90%以上と多くの人が経験する疾患です。
ニキビは毛穴や皮脂腺を主体とし、ホルモンの影響を受けて皮脂分泌のバランスが乱れたり、皮膚の角質に異常がおきたり、細菌が増殖したり、といった原因が複雑に関わって起こる慢性炎症性の疾患です。一般的によく知られているアクネ菌は、毛包を中心とする皮膚に常在する常在菌ですが、これが異常増殖することはニキビの原因の一つと言えます。以下でニキビの原因について詳しく解説していますので、さらに詳しく原因について知りたいという方は是非ご一読ください。
「ニキビ 原因」 内部リンク
ニキビの治療には内服抗菌薬や、抗菌薬や抗菌作用のある成分が含まれた外用薬など様々な薬がガイドラインにて推奨されています。個々の皮膚状態やニキビの重症度に応じて、適切な組み合わせや治療法が異なります。ニキビを治療したいという方は医療機関を受診し、適切な処方を受けることが大切です。(参考4)
「ニキビ 治し方」 内部リンク
ステロイドの適正使用は特定の疾患の治療には必要不可欠です。一般的なニキビ治療としてステロイド内服薬・外用薬が用いられることは少ないですが、ニキビの原因・治療法は個人の皮膚状態によって異なります。ニキビの治療方法やステロイドの使用方法に関して不安がある、困っているという方は自己判断せず、医療機関で相談してみてください。
デジタルクリニックグループでは、オンラインで24時間365日診療が可能です。オンライン診療をご希望の場合は下記からご予約ください。
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(参考1)副腎皮質ステロイド|一般社団法人日本リウマチ学会(JCR)
(参考2)アトピー性皮膚炎治療ガイドライン2024
(参考3)尋常性痤瘡・酒皶治療ガイドライン2023
(参考4)にきび Q8 皮膚科での治療法は?- 皮膚科Q&A|公益社団法人日本皮膚科学会
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