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2025.04.12
腋臭症(ワキガ)は、脇の下から独特の臭いを放つ症状です。男女問わず発症しますが、さまざまな要因により女性のほうがなりやすいともいわれています。
この記事では、女性がワキガになりやすいといわれる理由、生理や出産との関係、治療方法などについて詳しく解説します。
目次
ワキガの発症に、明確な男女差はないといわれています。しかし、女性のほうが自身の臭いに敏感であることから、臭いの悩みを抱えやすい傾向です。また、女性特有の身体現象やライフイベントが脇の臭いに影響を与える可能性があります(参考1)。
女性がワキガになりやすいといわれるのは、男性よりもアポクリン腺の働きが活発になりやすい傾向があるためです。その理由は、以下の通りです。
アポクリン腺とは、汗を分泌する器官「汗腺」の種類の一つです。アポクリン腺から分泌される汗が原因となり、ワキガ特有の臭いが発生します。
女性ホルモンの一種「エストロゲン」の作用により、女性は皮下脂肪がつきやすい傾向があります。皮下脂肪が蓄積されると皮脂腺やアポクリン腺の活動が活発になり、ワキガの症状が現れやすくなる可能性があるのです。
女性がワキガになりやすいといわれるもう一つの理由、ホルモンバランスの変化に影響を与える生理や妊娠・出産については、この後詳しく解説します。
プロゲステロン(黄体ホルモン)は、排卵から生理までの間に分泌が高まり、より妊娠に適した体づくりを担います。この時期は体温が高まり汗や皮脂の分泌も盛んになるため、脇が臭いやすいと感じる方も多いでしょう。
また、排卵日付近から生理前まではエストロゲンの分泌が高まります。
このように、日々ホルモンバランスの変化にさらされている女性は、男性よりも脇が臭いやすい可能性があります。
妊娠中も多く分泌されている女性ホルモンの影響により、脇が臭いやすい状態といえます。
一方、出産後は大量に分泌されていた女性ホルモンが急激に減少し、結果的に体内には男性ホルモンが多い状態になります。
男性ホルモンが多くなると汗をかきやすくなったり皮脂分泌が増加したりするため、出産後も一時的にワキガの症状が現れやすいといえるでしょう。
ワキガは汗腺の種類の一つアポクリン腺からの分泌物、つまり汗が皮膚の常在菌によって分解され、特有の臭い放つ物質をつくり出すことが原因です。
また、以下の要因があることで臭いが強く出やすくなります(参考2・参考3)。
ワキガの発症には遺伝や体質、生活習慣が影響を及ぼしますが、適切な治療によって症状の軽減が可能です。
以下の項目に複数当てはまる場合は、ワキガの可能性があります(参考3・参考4)。
セルフチェックで上記の特徴に多く該当する場合は、医師の診察を受けることを検討しましょう。
ワキガの治療には、汗の量を減らす塩化アルミニウム液(塗り薬)のほか、ボトックス注射や外科手術などがあります(参考3)。
アポクリン汗腺を除去する外科手術(皮弁法)は体への負担が大きいことがデメリットといえますが、一度の手術で効果が期待でき、再発の可能性も低いといわれています(参考4)。
さまざまな治療方法の中から、医師と相談してメリットの大きい方法を選択することが重要です。
ワキガの臭いは、生活習慣の改善やストレス管理によって軽減できる可能性があります。
汗をかいたらシャワーを浴びたりこまめに拭き取ったりするなどして、脇を清潔に保つことが有効です。また、肉に偏った食生活を改善したり、ストレスを溜めこまないようにしたりすることも意識してみましょう(参考3)。
とはいえ生活習慣の改善よりも効果が期待できるのは、医師による診察と治療です。自分に合った適切な治療について、医師に相談してみましょう。
男性に多いイメージの腋臭症(ワキガ)ですが、発症する割合に男女差はほとんどありません。むしろホルモンバランスの影響を受けやすい女性のほうが、脇が臭いやすいとされています。
生理や妊娠、出産など一時的にワキガのような症状が現れている可能性も考慮する必要はありますが、セルフチェックで当てはまる項目が多い場合は、医療機関での治療も視野に入れてみましょう。
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参考文献
(参考1)Characteristics of Axillary Odor in the Modern Japanese Female|Journal of Society of Cosmetic Chemists of Japan.Vol.51(2017)Issue 2 p147-152
(参考2)皮膚科Q&A|汗の病気―多汗症と無汗症―|Q5 腋臭症(ワキガ)はどんな病気ですか?|公益社団法人日本皮膚科学会
(参考3)第Ⅱ編 腋臭症診療ガイドライン|体幹・四肢疾患|形成外科診療ガイドライン|日本形成外科学会、日本創傷外科学会、日本頭蓋骨顔面外科学会
(参考3)ワキガ(腋臭症)の治療〜ニオイの診断と手術~|日本医科大学武蔵小杉病院
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