Telemedicine
自宅にいながら、気になっていた治療を、 オンラインで始められます。
肥満症治療(医療ダイエット)
美容皮膚
心療内科(精神科)
不眠症(睡眠障害)
低用量ピル/ミニピル
アフターピル
つわり治療(妊娠悪阻治療)
男性AGA
女性AGA(FAGA)
性感染症(STD)
ED/早漏
多汗症/腋臭(ワキガ)
膀胱炎
禁煙治療
更年期障害
高血圧
痛風発作(高尿酸血症)
脂質異常症(高脂血症)
まつ毛外用薬
ニキビ治療
便秘治療
飲む日焼け止め
ドライアイ
インフルエンザ予防/治療
花粉症
医療用漢方
血液検査キット
TOP
For New Patients
初めての方へ
Medical Department
診療科目
Column
コラム
FAQ
よくある質問
News
お知らせ
Reservation
下記より、ご希望の診療科目をご選択ください。 ※診療科目の詳細は各科目のページをご確認ください。
2025.05.03
当記事はデジタルクリニックグループ医師による監修のもと、正確な情報提供に努めています。
デジタルクリニックグループは、オンライン診療と対面診療を提供するクリニックです。 オンライン診療なら来院不要でスマホから24時間365日、全国どこでも受診できます。 20以上の幅広い診療科目に対応しており、お薬は最短で当日発送、翌日に自宅に届きます。
避妊に失敗してしまった…そんな不安な気持ちを抱えている方へ。モーニングアフターピル(緊急避妊薬)は、予期せぬ妊娠を防ぐための緊急避妊方法です。本記事では、モーニングアフターピルの効果的な使用方法や、頭痛・吐き気といった副作用への対処法などを詳しく解説します。不安な状況でも適切な判断ができるよう、ぜひ参考にしてください。
目次
モーニングアフターピル(緊急避妊薬)は、避妊に失敗した際の最終手段として使用する医療用医薬品です。主成分のレボノルゲストレルは、WHOの必須医薬品に指定されており、国際的にも標準的な緊急避妊方法です。服用後24時間以内に血中濃度がピークに達し、排卵抑制や着床阻害(受精卵が子宮内膜に着床するのを防ぐ)の作用により避妊効果を発揮します。モーニングアフターピルを服用した後は、次の月経が来るまでの期間、確実な避妊が必要です。不安なことがあれば、医療機関に相談してください。
モーニングアフターピルに期待できる効果は、以下の3つです。
モーニングアフターピルは、性行為中に避妊がうまくいかなかった場合や避妊をしなかった場合など、予期せぬ事態への対応に役立ちます。服用のタイミングが重要で、性交後72時間以内に使用すれば、高い確率で妊娠を防ぐ効果が期待できます。
すでに成立している妊娠には影響がないため、万が一妊娠していた場合も、胎児に被害を与えることはほとんどありません。避妊効果に加え、緊急時の精神的な安心感を得られる点も大きな特徴です。ただし、あくまでも緊急的な避妊の方法として使用される薬です。毎回の避妊手段としてモーニングアフターピルの使用は適切ではありません。普段の性行為ではコンドームや低用量ピルなど、計画的な避妊を心がけましょう。出典:公益社団法人 日本産婦人科学会 |緊急避妊法の適正使用に関する指針
モーニングアフターピルをより効果的に使うには、タイミングが重要です。24時間以内の服用では95%以上の高い避妊率が期待でき、72時間以内でも約58%の妊娠阻止率を示しています。主成分のレボノルゲストレルは、排卵の抑制と受精卵の着床阻害という2つのメカニズムで避妊効果を発揮します。国内の臨床試験ではノルレボ錠1.5mgの1回服用で、評価対象63例中、妊娠例はわずか1例です。とくに性交後から服用までの時間が短いほど、成功率は高くなります。
ただし、100%の避妊効果は保証されないため、モーニングアフターピルの服用後、3週間ほど経っても月経がこない場合は妊娠検査薬を試してみましょう。また、服用後は次の月経がくるまでコンドームなどによる避妊が必要です。出典:一般財団法人日本医薬情報センター(JAPIC)|緊急避妊剤レボノルゲストレル錠
モーニングアフターピルを服用した後に現れる可能性がある副作用は、以下のとおりです。
とくに注意が必要なのは、服用から2時間以内の嘔吐です。この場合は、薬の成分が体内に十分に吸収されていない可能性があるため、医療機関への再相談が必要です。吐き気が心配な方は、事前に吐き気止めを処方してもらいましょう。アフターピルの服用後はホルモンバランスの変化により、生理周期に一時的な乱れが生じる場合があります。月経予定日のズレや不正出血(月経以外の理由で起こる出血)が起こる可能性もありますが、ほとんどの症状は一時的なものです。出血量が著しく多い場合や長期間続く場合は、疾患が隠れている可能性があります。早めに医療機関へ相談しましょう。出典:一般社団法人 京都府薬剤師会|アフターピル
モーニングアフターピルの服用には、医師による処方が必要です。避妊効果を高めるために、性交後72時間以内(一部の薬剤は120時間以内)の服用が推奨されています。服用時は、基本的に水やぬるま湯で飲むようにしましょう。胃の調子が悪い場合は、吐き気止めを一緒に服用することをおすすめします。服用のタイミングは食事に関係なく、処方してもらった後すぐに使用が可能です。避妊に失敗した場合は、少しでも早く医療機関を受診してください。モーニングアフターピルは緊急避妊薬であり、通常の避妊方法としての使用は適していません。定期的な避妊には低用量ピルなどの処方をご検討ください。
モーニングアフターピルは性交後の緊急避妊薬として高い効果を発揮しますが、避妊率を高めるためには服用のタイミングが重要です。24時間以内の服用で95%以上、72時間以内でも約58%の避妊効果があります。主成分のレボノルゲストレルは排卵抑制と着床阻害の2つの作用で避妊効果を発揮し、国内臨床試験でも高い成功率が確認されています。副作用として頭痛や吐き気、不正出血などが報告されており、とくに服用後2時間以内の嘔吐には注意が必要です。通常の避妊にはコンドームや低用量ピルなどの方法を検討し、妊娠の心配がある場合は早めに医療機関への相談をおすすめします。
【参考文献】公益社団法人日本産婦人科医会|緊急避妊薬の処方における課題日本産婦人科医会|望まない妊娠防止対策に関する総合的研究 一般財団法人日本医薬情報センター(JAPIC)|緊急避妊剤レボノルゲストレル錠 一般社団法人 京都府薬剤師会|アフターピル生殖生物学・第91巻第1号|レボノルゲストレル緊急避妊薬曝露後の子供の身体的および精神的発達:追跡前向きコホート研究
PREV
アフターピル(緊急避妊薬)と低用量ピルの併用 | 代用可能かも解説
NEXT
アフターピル(緊急避妊薬)の避妊率はどのくらい?仕組みや効果を解説