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2025.04.13
誰しもが発症の可能性があるカンジダですが、自然治癒はできるのでしょうか?カンジダは女性のデリケートゾーンなどでよく見られますが、放置すると日常生活に大きく支障をきたすことも。
この記事ではカンジダの自然治癒についてお話しします。加えて、放置した場合に起こる症状や、治療方法について詳しく解説しますので、カンジダの症状で悩まれている方はぜひ参考にしてください。
目次
カンジダは軽症の場合、自然治癒する可能性があります。カンジダはカンジダ菌が体内で異常に増殖することで発症する感染症で、性器カンジダ症や口腔カンジダ症、皮膚カンジダ症などがあります。カンジダ菌は通常、体内に常在菌として存在していますが、免疫力の低下やホルモンバランスの乱れにより異常に増殖することで症状が現れるのが特徴です。
カンジダが自然治癒するケースは軽症の場合が多く、その場合は体の自浄作用によって改善することがあります。しかし、症状が強い場合や長引いている場合は自然治癒が期待できません。自然治癒したと思っても再発するケースもあります。
カンジダの原因は風邪や疲労、抗生物質の使用などによる免疫力の低下によって起こることが多いため、日常生活を改善することで症状が軽減する可能性があります。バランスの取れた食事や十分な休息を心がけ、免疫力を維持することが重要です。
また、できるだけ早く医療機関を受診し、適切な治療を受けることも推奨されます。早期に治療を開始することで、症状の悪化や慢性化を防げます。
カンジダを放置すると、症状が悪化したり慢性化したりする可能性があります。女性や男性の性器にできたカンジダは、徐々に尿路にまで影響を及ぼし、排尿障害が起きることがあります。また、口腔内で発症したカンジダは、放置すると口の中の全体に広がり、食道や肺、血液にまで進展する可能性もあるのです。
さらにカンジダを放置しながら性交渉をすることでパートナーに感染するリスクも高まります。受診しないままでいると、カンジダ以外の病気を見逃す可能性もあるため、症状が気になる場合は早めに医療機関を受診することが重要です。
カンジダの治療では、主に抗真菌薬を決められた日数分投与します。治療方法は症状の程度や部位によって異なりますが、一般的に処方されるのは、膣錠やクリーム剤、内服薬などです。治療期間は通常1〜3週間程度で、症状や重症度によって異なります。
抗真菌薬による治療と並行して、免疫力が低下しないように、日常生活を改善することも重要です。バランスの取れた食事や十分な睡眠、ストレス管理などを心がけましょう。適切な治療と生活習慣の改善により、多くの場合、カンジダを完治することは可能です。
カンジダの治療法についてはこちらにも詳しく解説していますので、ぜひご覧ください。
膣カンジダは健康な女性でも発症する可能性がある感染症ですが、軽症の場合、数日で自然回復することがあります。しかし、大半は適切な治療が必要で、膣内で増殖したカンジダ菌は治療をしないと改善されないケースが多いです。
また、月経周期やおりものの自浄作用により一時的に症状が軽快することで、完治したと勘違いすると再発のリスクが高まります。かゆみなどの症状が気になる場合は、早めに婦人科を受診することが重要です。
膣カンジダを放置すると、症状が悪化することで、日常生活に支障をきたす可能性があります。主な症状として、膣や外陰部の強いかゆみ、ヒリヒリするような痛み、排尿障害、性交痛などが生じます。
また、妊娠中に発症した場合は、出産時に赤ちゃんに感染する可能性があるため、適切な治療を受けることが重要です。適切な治療を受けないまま放っておくと、症状が慢性化するケースもあります。
膣カンジダの治療は、抗真菌薬の膣錠やクリーム剤を用いておこなわれます。初めて発症した場合や症状が重い場合は婦人科を受診し、検査をしてカンジダの診断を受けることが重要です。抗真菌薬は通常、6日間ほど使用しますが、症状に応じて調整されることもあります。
再発の場合は、市販薬を購入し、自己治療することも可能です。しかし、症状が改善しない場合や長引く場合は、再び医師の診察を受けることが推奨されます。このような難治性の場合、内服薬が処方されることもあります(妊娠中の方は使用できません)。
膣カンジダの膣錠について詳しく知りたい方は、こちらもぜひご覧ください。
膣カンジダは、治療と並行して上述したような規則正しい生活を送るとともに、以下に注意することも大切です。
カンジダ菌は高温多湿を好むため、これらの対策で増殖を予防できます。
カンジダは、カンジダ属の真菌(カンジダ菌)が体内で異常に増殖することで発症する感染症です。カンジダ菌は人体の常在菌であり、通常は無害ですが、免疫力の低下や抗生物質の使用、妊娠、糖尿病などの要因で増殖する可能性があります。
カンジダが発症する部位は、女性や男性の性器周辺(膣や亀頭)、口の中、皮膚(わきの下や指の間)などです。特に女性の膣は発症しやすく、膣や外陰部の強いかゆみ、酒粕やヨーグルトのような白いおりものが症状として現れます。再発を繰り返しやすい傾向にあるため、抗真菌薬の投与と生活習慣の改善を徹底して完治させることが重要です。
カンジダは自己感染によって発症することが多いですが、膣カンジダの場合は性交渉によってパートナーに移る可能性があるため、完治するまで控えましょう。カンジダの症状が現れた場合は、できるだけ早く医療機関を受診することが大切です。
カンジダの概要はこちらでも詳しく解説していますので、ぜひご覧ください。
カンジダは軽症であれば自然治癒できることもありますが、症状が強い場合や長引いている場合、自然治癒が期待できません。放置すると症状が慢性化したり、パートナーに性交渉で感染させたりすることもあります。
カンジダは抗真菌薬の投与や日常生活の改善によって完治が可能です。症状が気になる場合はできるだけ早く医療機関を受診し、医師に的確な指示を受けましょう。
(参考1)一般社団法人 日本性感染症学会「性器カンジダ症」
(参考2)東京都保健医療局「性器カンジダ症」
(参考3)北海道HIV/AIDS情報「5−2カンジダ症」
(参考4)公益社団法人 日本皮膚科学会「日本皮膚科学会皮膚真菌症診療ガイドライン 2019」
(参考5)NIID国立感染症研究所「国内でよくみられる侵襲性真菌症〜カンジダ症〜」
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