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2025.04.05
日本では便秘に悩む人が2〜5%おり、診断されていなくても日常的に困っている人は少なくありません。(参考1)便秘には種類があり、原因や対策も異なります。この記事では、便秘の種類と対策について詳しく紹介します。
目次
便秘は主に4種類に分類されます。
診断時に、器質性・症候性・薬剤性便秘の可能性を調べ、当てはまらなければ機能性便秘と診断されます。それぞれに適切な治療法があります。(参考2)(参考3)
機能性便秘は、生活習慣の乱れやストレス、加齢などが原因で腸や肛門の働きが低下し、発生する最も一般的なタイプの便秘です。
この便秘は、旅行など環境変化で一時的に起こるものと、慢性的に起こるものの2つに分けられ、慢性便秘は弛緩性、痙攣性、直腸性に分けられます。(参考2)(参考4)
弛緩性便秘は、大腸のぜん動運動(便を肛門側へと送るための運動)が低下することによって、便がスムーズに運ばれずに起こる便秘です。
加齢や運動不足で腸の筋肉が緩み、ぜん動運動が弱まることが原因です。解消には、食物繊維や適度な運動が効果的だとされています。(参考2)(参考4)(参考5)
痙攣性便秘は、ストレスなどの影響で大腸が過度に緊張し、ぜん動運動が乱れることによって発生します。
腸管が痙攣するように収縮し、便が水分を失いコロコロとした便になるのが特徴です。過敏性腸症候群に関連し、便秘と下痢を繰り返すこともあります。(参考2)(参考4)(参考5)
痙攣性便秘について詳しく知りたい方は、こちらの記事をご参考ください。
「痙攣性便秘とは | 原因や他の便秘の種類、解消方法を詳しく解説」の記事はこちらから
便意を我慢する習慣が続くことで、神経の感度が鈍り、排便がしにくくなる便秘です。便が直腸に達すると通常便意が起こりますが、我慢が続くと感度が低下し、便意を感じにくくなります。特に女性に多く、解消には食物繊維や水分摂取、排便時間の確保が効果的です。(参考2)(参考4)
器質性便秘は、大腸がんや手術後の傷、炎症性疾患などによって、便が大腸内を通過できなくなることが原因で発生する便秘です。この便秘の場合、便秘解消には元となる病気の治療が重要です。(参考2)(参考5)
便秘とは、排便の頻度や量が不足した状態で、一般的に3日以上排便がない、または週に3回以下の場合を指しますが、排便回数には個人差があります。
便秘の症状としては、以下のようなものがあります:
・腹痛
・残便感
・腹部膨満感
・吐き気
・食欲不振
強い腹痛や吐き気、発熱を伴う場合は、速やかに受診することが重要です。便秘による痔などの合併症もあります。(参考2)(参考5)
便秘についてさらに詳しく知りたい方は、こちらの記事をご参考ください。
「便秘とは」の記事はこちら
便秘になる原因は種類により異なり幅広いですが、主に以下のような生活習慣に関連するものがあります。
・運動不足
・食物繊維不足
・腹筋の不足
・ストレス
・加齢
・過度なダイエット
(参考b)
詳細な便秘の原因については、こちらの記事もご参考ください。
「便秘の原因 | 並行して起こりうる症状や改善方法を詳しく解説」の記事はこちら
便秘解消には、生活習慣が大きく影響します。
主な方法は以下の通りです。
・規則正しい食生活
・食物繊維の多い食事
・水分補給
・適度な運動
・お腹のマッサージ
・ウォシュレットの適正使用
・便秘薬(下剤)の適正使用
(参考2)(参考5)
便秘の解消方法について、詳細は以下の記事をご参照ください。
「便秘の解消方法 | 日々できることや便秘の種類を詳しく解説」の記事はこちら
便秘は「機能性便秘」「器質性便秘」「症候性便秘」「薬剤性便秘」の4種類で、それぞれ原因や治療法が異なります。機能性便秘は生活習慣やストレスが影響し、食物繊維、運動、水分補給が効果的です。便秘を解消して、快適な毎日を送りましょう。
(参考1)結束貴巨 et al. (2023)「高齢者の便秘と課題」日WOCM会誌
(参考2)一般社団法人日本臨床内科医会「便秘」
(参考3)市川雪(2023)「便秘についてー便秘治療の進歩」
(参考4)一般社団法人「愛知県薬剤師会」「5.便秘」
(参考5)全国健康保険協会「便秘」
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