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2025.03.31
膀胱炎は、頻尿や、排尿痛、残尿感を伴う不快な症状を引き起こします。(参考1)本記事では医師の処方箋なしで手に入る、膀胱炎の市販薬や、その服用などについて解説します。また、医療機関にかかることでどのような対処が見込まれるか、処方された薬の内服時の注意点などについても解説します。
目次
症状が軽い場合、ドラッグストアなどで購入できる商品によって症状の緩和に役立つ場合もあります。膀胱炎に効く市販薬はいくつかあります。しかし、根本的な治療のためには医師の処方による抗生物質が必要です。店頭の薬剤師に相談しながら効果的な薬の選択をしましょう。
1、ボーコレン(小林製薬)
2、生薬・漢方薬
3、尿管への細菌付着を妨げる薬
小林製薬のボーコレンは11種類の生薬によって尿トラブルを改善するための薬です。
利尿作用や、炎症や血行に作用する生薬が含まれており、膀胱炎の代表的な原因の一つである、細菌を押し流す力に優れています。(参考2)したがって、細菌が膀胱内に侵入し、増殖している場合の膀胱炎にとても有効です。
膀胱炎に有効な漢方は利尿作用や、炎症を抑えるような効能を持つものです。以下のような漢方薬がその効能を持つとされています。下記の生薬・漢方薬の中には、上記のボーコレンに含まれるものもあります。
・猪苓湯(チョレイトウ):尿量低下、小便難を改善する効能
・五淋散(ゴリンサン):頻尿、排尿痛、残尿感を改善する効能
・八味地黄丸(ハチミジオウガン):疲労、倦怠感、冷感、熱感を改善する効能
・竜胆瀉肝湯( リュウタンシャカントウ):排尿痛、残尿感、尿の濁りを改善する効能(参考3)
尿のpHを調製することで細菌の増殖を抑えることができるとされています。
オーストラリアのフリンダース大学の研究で、クランベリーの摂取が、尿路感染症再発患者の一部に効果的であることが明らかになりました。研究グループはクランベリーの摂取により、含まれているポリフェノールの一種であるプロアントシアニジンが膀胱壁への最近の付着を阻害する作用があるためだとしている。(参考4、5)
市販薬を服用するときは、対応する症状や年齢、薬の働きに注意して使用して下さい。また、ロキソニンが膀胱炎に効くという情報がありますが、ロキソニンは痛みを和らげる薬なので、膀胱炎の原因が菌の増殖であった場合、根本的に作用するものではありません。また、膀胱炎の原因によっては市販薬だけでは症状が改善されないケースもあり、その際は医師による診察が必要なことに注意してください。
膀胱炎の原因はいくつかありますが、一般的なものでは細菌の感染によるものが多いです。(※)この時、一部抗生物質は特定の食品や飲料と同時に接種すると、効果を発揮しにくくなってしまうケースがあります。例えば、フルオロキノロン系抗生物質や、テトラサイクリン系抗生物質は、様々な金属イオンとの接種により吸収が落ちることが知られています。(参考8)そのため、薬の服用には水または白湯を用いることをお勧めします。
※)女性の場合は尿道から肛門周囲にいる大腸菌などが膀胱に侵入するためであることが多いです。これらの菌が膀胱の粘膜で増殖し、毒素などを出すことで膀胱炎を引き起こします。(参考7)そのため、医療機関を受診した時、多くの場合は抗生物質が処方されます。
膀胱炎は自然治癒する?
膀胱炎の原因が細菌の増殖である場合、体内の感染防御機構が細菌の増殖を上回り、細菌が十分に排出されれば、自然治癒する可能性はあるといえるでしょう。ただし、尿の色が濃くなっていたり、血尿が出たり、下腹部に持続的な痛みがあったりしている場合など、重症化している場合は早急に医療機関の受診が必要です。
原因菌排出のために、充分な水分補給や、排尿を我慢しないことが肝心です。また、免疫力を維持するために、栄養や睡眠を十分とり、清潔な状態の維持も大切です。改善するまで性行為は控えた方が良いようです。
膀胱炎の治療に関しては解説したので、ここでは膀胱炎の症状に関して解説します
代表的な膀胱炎の症状は先述の通り、頻尿や、排尿時の痛み、残尿感を伴う不快な症状とされています。このような痛みの原因は多くありますが、通常は尿道からの細菌の侵入によって生じます。加えて、ストレスや疲労によって免疫機能の低下や、性活動も原因になることがあります。また、女性は尿道と肛門が近いため、雑菌が尿道から侵入することが多く、男性よりも発症しやすく、また原因が大腸菌の侵入であるケースが多いようです。
詳しくは以下のリンクを参照してください。
「膀胱炎 症状」内部リンク
膀胱炎は、軽症のものや、早期に対処されたものであれば、市販薬でも治療できる可能性はあるようです。ただし、重症化したものは病院で受診する必要があります。また、市販薬や医療機関からの処方による薬には、以下のような注意すべきポイントがあるようです。
・市販薬がどのような症状に対して有効なのかに注意しましょう。自身が今もっとも悩んでいる症状に効くお薬の選択は慎重に行いましょう。また、ロキソニンは痛みを軽減してくれますが、膀胱炎の原因へのアプローチはしませんので、ロキソニンのみの服用は膀胱炎の解決にならないことに注意してください。
・薬と食品の飲み合わせに注意しましょう。先述のように、処方される薬の中には、食品との飲み合わせによって効果が弱まってしまうものがあります。
参考文献
(参考1)間質性膀胱炎・ 膀胱痛症候群 診療ガイドライン
(参考2)ボーコレン 小林製薬
(参考3)ツムラ医療用漢方製剤
(参考4)クランベリーの尿路感染症予防効果、新たなデータで示される
(参考5) 尿路感染症を予防するためのクランベリー
(参考6)東北大学大学院医学系研究科 外科病態学講座泌尿器科学分野 膀胱炎
(参考7)静岡県立総合病院 薬剤部 神戸宏憲 抗菌薬と相互作用 ~吸収 キレート形成を中心に~
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