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2025.03.27
フィナステリドは、男性型脱毛症(AGA)の治療に使用される薬剤ですが、女性が使用することは基本的に推奨されていません。特に妊娠中・授乳中の女性の場合、服用は禁忌です(参考1)。本記事では、フィナステリドを女性が飲むとどのような影響があるのか、なぜ妊娠中・授乳中の女性の服用は禁忌とされているのか、本剤の効果や副作用等について詳しく解説します。
目次
AGA(男性型脱毛症)とは、主に額の生え際が後退したり、頭頂部が薄くなったりするのが特徴となる脱毛症です(参考2)。その主な原因として遺伝と、ジヒドロテストステロン(DHT)というホルモンの影響が挙げられます(参考3)。
DHTは、男性ホルモン(テストステロン)が「5αリダクターゼ」という酵素によって変換されることで生成されます(参考2)。このホルモンは、髭や体毛では毛を濃くする一方で、前頭部や頭頂部の髪では成長を抑えて細く短くし、最終的に脱毛を進める働きをします(参考2、4)。
フィナステリドは、5αリダクターゼの働きを抑えることでテストステロンがDHTに変わるのを防ぐ働きをします(参考1)。DHTが減少することで脱毛が抑制され、AGAの治療効果が期待できます(参考1)。
日本人男性のAGAの発症率は全年齢平均で約30%です(参考2)。年齢別に見ると20代で約10%、30代で20%、40代で30%、50代以降で40数%と、年齢とともに高くなる傾向にあります(参考2)。
男性のAGA治療には、DHTの働きを抑えるフィナステリドやデュタステリドなどの飲み薬、発毛を促すミノキシジル外用(塗り薬)などの薬や、自毛植毛術が推奨されます(参考2)。
フィナステリドは男性のAGA治療に効果を期待できる一方で、女性が服用することは推奨されていません(参考1)。フィナステリドは男性のAGA(男性型脱毛症)のみが適応であり、その他の脱毛症や、女性のAGA(FAGA)に対しての適応がありません(参考1)。
フィナステリドを女性が服用するのは推奨されておらず、特に妊娠中の方・妊娠の可能性がある方や授乳中の方の場合は、胎児・乳幼児への悪影響を及ぼす可能性があるため絶対に服用してはいけません(参考1)。女性が本剤を服用することが推奨されない理由について、詳しくは以下の通りです(参考1)。
フィナステリドを服用することで減少するDHTは、男性器の形成を担うホルモンです。そのため、妊娠中の方が服用すると、DHTの低下作用により男子胎児の生殖器の正常な発育等に悪影響を与える可能性があります。絶対に服用しないでください。また、妊娠中でなくても、妊娠の可能性がある女性や、授乳中の方は服用を避けてください。
フィナステリドは、女性の薄毛(FAGA)には効果が認められていません。海外では閉経後の女性を対象にした試験が行われましたが、有効性が確認されませんでした(参考5)。そのため、女性が服用しても思ったように効かない可能性が高いです。
本剤はコーティングされているため、割れたり砕けたりしない限り、通常の取扱いにおいて有効成分に接触することはありませんが、分割した場合は注意が必要です。フィナステリドの成分が皮膚から微量吸収される可能性があります。分割・粉砕した本剤に、妊娠中またはその可能性がある方及び授乳中の女性が触ると、胎児への影響が生じる可能性があるため、絶対に触れないでください。
フィナステリドの添付文書には、妊活中の男性の服用に関する明確な警告は記載されておらず、また「精液中への移行量は極めて微量(投与量の0.00076%以下)」 との記載があります(参考1)。
一方で、副作用としてリビドー減退(性欲減退)や勃起機能不全、射精障害や精液量減少が報告されており、これらの影響により妊活に支障をきたす可能性があります。そのため、妊娠を考えている男性が服用する際には、これらのリスクを理解した上で医師に相談してください。
FAGA(女性型脱毛症)は、女性に見られる脱毛症で、主に頭頂部の髪が全体的に薄くなるのが特徴です(参考2)。発症の原因は男性型脱毛症(AGA)とは異なり、男性ホルモンの影響に依存しません。特に、更年期を迎える女性に多く発症します(参考2)。FAGAの治療にはミノキシジル外用(塗り薬)や自毛植毛術、レーザー照射が推奨されます(参考2)。
「女性の薄毛(FAGA)治療薬 | 種類や効果、自分に合った薄毛治療薬を選ぶコツを解説」の記事はこちら
フィナステリドは男性型脱毛症(AGA)の治療薬です。テストステロンがDHTに変換されるのを抑制し、脱毛の進行を遅らせる効果を期待できます(参考1)。
フィナステリドは、以下に該当する方には禁忌とされているため、服用してはいけません(参考1)。
また、肝機能障害の患者は有効性・安全性が、高齢者の場合は有効性が、それぞれ確立していないため注意が必要です(参考1)。
フィナステリドを使用する際には、以下の点に注意する必要があります(参考1)。
フィナステリドを妊娠中の方が服用すると、DHTの低下作用により、男子胎児の生殖器の正常な発育に悪影響を与える可能性があります。絶対に服用しないようにしましょう。
フィナステリド錠を分割・粉砕しないようにしましょう。分割・粉砕した本剤に、妊娠中またはその可能性がある方及び授乳中の方が触れることで子供への影響が生じる可能性があるため、注意が必要です。
本剤との因果関係は不明なものの、精神的な副作用が報告されています。自殺念慮、自殺企図、自殺既遂などが起きる可能性があり、これらがあらわれた場合にはすぐに本剤の服用を中止し、医師に相談することが必要です。
フィナステリドの効果と安全性は、20歳未満の方には確立されていないため、注意が必要です。
フィナステリドを服用していると、血液中の前立腺特異抗原(PSA)の濃度が低下することが確認されています。PSAは前立腺から分泌されるタンパク質で、通常は前立腺がんのスクリーニングに使用されます。フィナステリドを服用すると、PSAの値が通常よりも低くなるため、前立腺がんの診断に影響を与える可能性があります。そのため、フィナステリドを服用する場合はそのことを医師に伝え、その結果を適切に評価できるようにすることが大切です。
フィナステリドは、男性型脱毛症の進行を抑える目的で処方される薬です(参考1)。テストステロンがDHTに変換されるのを防ぐことにより、DHTが毛根に悪影響を及ぼし、脱毛を進行させるのを抑制する効果が期待できます(参考1)。
フィナステリドは、通常0.2mgを1日1回服用します(参考1)。必要に応じて適宜増量できますが、1日1mgを上限として服用します(参考1)。効果が確認できるまで通常6ヶ月の継続的な服用が必要です(参考1)。ただし、3ヵ月の服用により効果が発現する場合もあります(参考1)。
なお、増量による効果の増強は、確認されていません(参考1)。
本剤を6ヵ月以上服用しても男性型脱毛症の進行遅延がみられない場合には、服用を中止します(参考1)。また、6ヵ月以上投与する場合であっても定期的に効果を確認し、服用継続の必要性について検討することになります(参考1)。
「フィナステリドの効果 | 正しい服用法や治療効果を高める方法を解説」の記事はこちら
フィナステリドにはいくつかの副作用がありますが、特に重大な症状が肝機能障害(頻度不明)です(参考1)。また、他にも以下の副作用が発生する可能性があります(参考1)。
*リビドー減退、勃起機能不全、射精障害については、市販後において、投与中止後も持続したとの報告があります(参考1)。
本剤の投与中止後に、精液の質が正常化又は改善されたとの報告があります(参考1)。
「フィナステリドの副作用 | 服用時の注意事項や中止後の薄毛の変化を解説」の記事はこちら
フィナステリドは、男性型脱毛症(AGA)の進行を抑える効果が期待できる薬剤ですが、女性には適応がなく、特に妊娠中や授乳中の女性は禁忌となっています。また、副作用として肝機能障害や性機能障害、精神的な影響が報告されているため、使用にあたっては慎重に判断することが重要です。女性の薄毛治療には、ミノキシジルの外用など、より適切な方法を検討しましょう。
参考文献
(参考1)医療用医薬品 : フィナステリド 添付文書
(参考2)日本皮膚科学会ガイドライン 男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン 2017 年版
(参考3)Hamilton JB: Male hormone stimulation is a prerequisite and an incitant in common baldness, Am J Anatomy, 1942:71:451-480
(参考4)Inui S, Itami S: Androgen actions on the human hair fol-licle: perspectives, Exp Dermatol, 2013; 22: 168-171.
(参考5)Price VH,et al., J Am Acad Dermatol., 43, 768-776, (2000)
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