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2025.03.20
トリコモナス症は、代表的な性感染症の1つです。女性が感染すると様々な自覚症状が出現しますが、男性が感染した場合は無症状のことも多く、知らないうちにパートナーへ感染させることも少なくありません。本記事ではトリコモナス症の原因、感染経路、治療方法、予防策について解説します。早期発見・適切な治療が重要となるため、正しい知識を身につけて感染予防に役立てましょう。
目次
トリコモナス症とは、トリコモナス(Trichomonas)という原虫(寄生虫)が感染することにより起こる疾患です。特に女性の膣に感染する膣トリコモナス症として知られていますが、男性に感染する場合もあります。性行為を介して感染することが多いため性感染症の一種に分類されています。
トリコモナスは主に性交渉により感染するため、性感染症に分類されています。また、比較的稀ではありますが、感染者の利用したタオルや浴槽を共有することによる接触感染が起こることもあります。
トリコモナス症の女性の症状は、主に膣や外陰部の不快感として現れます。トリコモナスが感染すると膣内に炎症が生じ、かゆみや灼熱感が出現します。また、膣からの分泌物(おりもの)が増えるため自覚することもあるでしょう。分泌物の性状は、黄緑色で泡状の帯下が特徴的で、独特の強い臭いを伴います。性交時に痛みを感じることがあり、排尿時にも痛みや灼熱感を伴うことがあります。症状の強さには個人差があり、軽症の場合はほとんど自覚症状がない場合もありますが、慢性的な炎症により痛みや違和感が続くこともあります。自身の異変などを少しでも感じる場合はクリニックを受診することをおすすめします。
男性の場合、トリコモナスは主に尿道に感染します。また、前立腺や精嚢に感染することもあります。尿道に炎症が生じ、かゆみや違和感を覚えることがあります。排尿時に軽い痛みや熱感を伴うことがあり、尿道炎と似た症状が現れることがあり、尿道から膿のような分泌物が見られることもあります。トリコモナス症の男性の症状は、女性と比較すると軽微で、自覚症状がないことも少なくありません。そのため、気づかないまま放置してパートナーに感染させてしまうことが多いのが特徴です。トリコモナスの詳しい症状についてはこちらをご覧ください。「トリコモナス 症状」
トリコモナス症の診断のためには、専門的な検査が行われます。最も一般的には、顕微鏡検査です。顕微鏡検査では、膣分泌物や尿を採取しトリコモナス原虫の有無を顕微鏡で直接確認し、トリコモナスを直接観察するため、検査結果は即日に報告できることが多いでしょう。より正確な診断を行うために、培養検査やPCR検査が行われることもあります。培養検査では、膣分泌物や尿を培養して、トリコモナスの有無を確認します。また、PCR検査ではトリコモナスのDNAの有無を調べることにより、より高い精度で感染の有無を判定することが可能です。培養検査やPCR検査では特別な処置をしてから検査を行うので、結果が出るまで数日から1週間程度かかります。
トリコモナス症の治療方法は、男女によって違う治療がありますので、確認していきましょう。
トリコモナス症の治療では、抗原虫薬であるメトロニダゾールやチニダゾールの内服が基本となります。これらの薬はトリコモナスのDNA合成を阻害し、感染を根本から治療します。メトロニダゾールやチニダゾールは、薬局で購入することができません。治療が必要な際は、医療機関を受診して医師に処方してもらう必要があるので医療機関を受診しましょう。メトロニダゾールやチニダゾールの内服で、副作用が出現することもあります。副作用には、吐き気や食欲不振、頭痛やめまい、金属味のある口の感覚などがあります。副作用が出現した際には自己判断はせずに主治医か薬剤師に相談することが重要です。
トリコモナス症の女性の治療では、メトロニダゾールやチニダゾールの内服が基本となります。決められた量を10~14日程度継続して内服をすることで、90~95%は完治します。パートナーと同時に治療を行わないと再感染のリスクが高まるため、双方の治療が重要となります。膣の分泌物が多い場合は、膣洗浄が行われることもあります。メトロニダゾールやチニダゾールは、胎児の発育に影響を与えることが知られているため、妊婦は内服することができません。そのため、妊婦の治療では膣錠を使用します。通常、夜寝る前に使用し、できるだけ奥深くに挿入することで薬の効果を高めます。使用後はしばらく横になると薬剤が膣内にとどまりやすくなるので使用の際には横になることをおすすめします治療期間中は性交を控えましょう。
トリコモナス症の男性の治療においても、メトロニダゾールやチニダゾールの内服が基本となります。女性と同様に、決められた量を10~14日程度継続して内服をすることで、90~95%は完治します。尿道炎の症状が強い場合には、尿道洗浄が行われることもあります。パートナーへの感染を防ぐために、症状が軽微または無症状であっても治療を受けることが重要です。トリコモナス症は適切な治療を行うことで通常は10~14日程度の内服で治癒します。ただし、症状がなくなっても途中で治療を中断しないことが重要となります。途中でやめてしまうと耐性菌の出現や再発のリスクが高まるため、医師の指示に従い最後まで服用することが重要です。
トリコモナス症の主な感染経路は性行為であるため、コンドームの使用が効果的な予防策となります。不特定多数のパートナーとの性交渉を避けることはもちろん、信頼できるパートナーとの関係を持つことも感染リスクの低減につながります。また、定期的な性病検査を受けることで早期発見・早期治療が可能となり、感染拡大を防ぐことができるでしょう。
トリコモナスは湿った環境で一時的に生存することがあるため、タオルや下着の共有を避けることが大切です。特に公衆浴場や温泉などの施設を利用する際には、衛生管理に注意し個人専用のタオルを使用することで感染のリスクを下げることができるでしょう。また、下着は通気性の良いものを選び清潔に保つことも大切です。
感染が疑われた際は性交渉は避け、パートナーと一緒に検査を受けることが重要です。感染が確認された場合は、両者が同時に治療を受けることで再感染のリスクを防ぐことができます。適切な知識を持ち、互いに健康を守る意識を持つことが、トリコモナス症の予防につながります。
膣トリコモナス症の女性の症状は、主に膣や外陰部の不快感など自覚症状を伴うことが多いです。一方で、男性の症状は軽微か無症状であることも少なくないため、感染には特に注意が必要です。トリコモナス症が疑われる場合は、早めの医療機関を受診しましょう。無症状の感染者が多いため、パートナーも一緒に検査・治療を受けることが重要となります。トリコモナス症は、メトロニダゾール・チニダゾールの内服や膣錠の使用などの適切な治療で完治することが可能な性感染症です。トリコモナス症の予防には、コンドームの使用や清潔な生活、パートナーの日ごろの連携が重要となるので、今一度パートナーとの関係性を見直してみるのもよいでしょう。
【参考文献】・日本性感染症学会、性感染症診断・治療ガイドライン2020・メディックメディア、病気がみえる vol.9 婦人科・乳腺外科 第4版
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